わんちゃんとねこちゃんでは体の構造は大きく異なります。
今回はねこちゃんの体について知り、おうちでもチェックすることで病気の早期発見に努めましょう!
ねこちゃんの乳首の数は?
2個
8個
10個
我が家の猫は暑くなると床に落ちているので、おなかのチェックに最適です。
正解は8個
一般的にねこちゃんの乳首は左右4つずつの計8個です。(稀に少ない子もいます)
わんちゃんは10個です。
乳首の数に雌雄の差はありません。
特にメスのねこちゃんにおいて、乳首が固くしこりになっている場合、乳腺腫瘍の可能性が高くなります。
ねこちゃんの乳腺腫瘍はほとんどが悪性で、小さいうちに手術して取り除く必要があります。
ねこちゃんの乳首は定期的にチェックして、固さを感じたらすぐ獣医へご相談してください。
ねこちゃんの歯の数は?
30本
32本
42本
あくびの一瞬ではチェックが難しいので、日頃からお口を触る練習をしましょう!
正解は30本
人は親知らず4本を入れて32本、わんちゃんは42本です。(品種により少ない子もいます)
ねこちゃんは肉食動物で、立派な犬歯があります。
片上あごは
切歯3、犬歯1、前臼歯3、後臼歯1
片下あごは
切歯3、犬歯1、前臼歯2、後臼歯1
これが左右対称にありますので合計30本です。
ねこちゃんの歯も歯石が付きます。そして歯肉の退行により歯が抜けてしまうことも!
歯石・歯肉炎・歯周病は食事の難しさにつながり、慢性腎臓病の原因にもなります。
高齢になってから全身麻酔で歯を抜かなければならないこともあります。
ねこちゃんのお口も歯がきれいか、歯茎が赤くないかなどチェックしましょう。
ご飯が食べられなくなる前に、歯磨き・お薬でケアができます。
次回、抜歯の手術を行ったねこちゃんの症例紹介をします!