千葉市、四街道市におすまいのみなさま、ブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは。
東千葉いこい動物病院トレーナーの山中です。
4月から新生活が始まり、新しくワンちゃんを飼われる方もいらっしゃると思います。
子犬のお悩みで特に多いのがトイレトレーニングです。
トイレが出来るようにならないとお部屋に自由にしておくことも出来ないですし、サークルの中に入れっぱなしですとワンちゃんもストレスが溜まり、他の問題行動を引き起こす可能性が高くなり悪循環に陥ってしまいます。
子犬のしつけの中でトイレトレーニングは最優先でやるべきしつけと言えます。
今回は、ワンちゃんのトイレトレーニングをスムーズに行う為のポイントを簡単にお話しさせていただきます。
なぜトイレで出来ないのか?
ワンちゃんに悪気はありません
そもそも何故ワンちゃんはトイレで排泄が出来ないのでしょうか。
ワンちゃん達の祖先はオオカミだったと言われています。山の中で暮らしていた彼らは決まった場所で排泄をするという習性がありません。なのでトイレで出来ないことは当然のことであり、わざと色々な場所でしているわけではないのです。
ただ、人と暮らしていく上で部屋のあちこちで排泄をされると困ってしまいます。お互いがストレスなく幸せに暮らしていく為に、人がワンちゃんにルールを教えていかなければなりません。その一つがトイレトレーニングというわけです。
トイレトレーニングのポイント
では、トイレトレーニングを進めていく上で大事なポイントをお伝えします。このポイントを押さえていただければそこまで時間もかからず覚えてくれると思います。
- 失敗させない
これが一番大事なポイントです。ワンちゃんのトイレトレーニングは成功させて褒めるというのが王道パターンです。いかに褒める回数を増やすかが肝になってきます。
失敗させてしまうと褒めることが出来ないのでその分時間がかかってしまいます。
- 言葉を付ける
排泄をさせる際に言葉を付けて教えると便利です。うちの子は「ちーちー」で教えました。
言葉を付けるメリットとして、排泄を促すことが出来るようになります。
お出かけの際などに、車に乗せる前に排泄を済ませておけば長時間の移動も安心ですね。
- 排泄のタイミングを見極める
ワンちゃんが高確率で排泄をするタイミングがいくつかあります。
寝起き、食事後、遊んだ後、寝る前、このタイミングを逃さないようにトイレに連れて行って成功体験を作りましょう。ワンちゃんがトイレをする前は地面の匂いを嗅ぎ、くるくる回ることが多いです。この仕草が見られたらすぐにトイレまで連れていきましょう。
終わりに
トイレトレーニングの教え方は色々バリエーションがありますが、どんな方法で教えるにしても今回ご紹介したポイントを意識して教えるとスムーズに教えることが出来ると思います。
当院ではしつけ方教室を開催しております。今回は長くなってしまう為トイレトレーニングの具体的な方法は割愛させていただきましたが、グループレッスンでは注意点や効果的なトイレの置き方などを具体的にお話しをさせていただいていますので興味のある方や、トイレトレーニングでお困りの方はぜひご参加ください。
他のワンちゃんが苦手な場合は個人レッスンも受け付けておりますのでご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
東千葉いこい動物病院
043-252-5055