春になり、少しずつ暖かくなってきました。
新型コロナウィルスの感染者数も減ってきましたし、今年はワンちゃんとどこに出かけよう、と計画される方も多いのではないでしょうか?
動物病院にとって春は予防シーズンとなります。
では、この時期ワンちゃんに必要な3大予防はなんでしょう?すぐに答えられますか?
正解は
- 狂犬病
- 混合ワクチン
- フィラリア症
です!
狂犬病や混合ワクチンは、ともに注射での予防になります。
(毎年インフルエンザワクチンを打っている方や、最近ではコロナワクチンを接種された方もいらっしゃると思いますので、イメージは湧きやすいかと思います。)
ではフィラリア症は?
どんな病気で、なぜ月に1回薬を飲ませるのかわかりますか?
フィラリア症は犬糸状虫という寄生虫が感染することで起こります。
この虫は蚊がいないと成長することができません。
そのため、蚊が出る時期には予防しなければならず、予防薬を飲ませるのは、地域によって異なりますが大体5月~12月くらいになります。
ではどのように感染するのでしょうか?
まずフィラリアに感染しているイヌの血を蚊が吸います。
血液の中にはフィラリアの幼虫がたくさん入っています。
フィラリアの幼虫は蚊の中で成長し、成長した幼虫が蚊から別のイヌへと感染し・・・
文字ばかりですと良く分からないですよね・・・
下記のブログでは絵を使って、わかりやすく説明しています。
是非ご覧いただきフィラリア通になって、安全にお出かけを楽しんでいただければと思います!
【ブログ】今さら聞けないフィラリアについて
※予防シーズンは地域によって異なります。
※当院のある千葉県では5月~12月までの予防をおすすめしています。