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意外と大事⁉マダニ予防について

2023.6.26
ブログ

ジメジメとむし暑い季節がやってまいりました・・・

日中の時間を避けて、ワンちゃんのお散歩時間を前倒しし始めた方も多いのではないかと思います。

これからの季節、暑さとともにワンちゃんの散歩の大敵となるのが、虫!

イヌや我々の周りを飛び交う蚊・ハエ、気付くと顔に絡みつくクモの巣など、夏のお散歩と虫対策はきっても切れない関係です。

今回は、そんな虫のなかでも「マダニ」にスポットを当ててみようと思います。

 

マダニが引き起こす様々な感染症

時々、マダニから感染症にかかったというニュースを目にされ、なんとなく怖い虫だなという印象をお持ちの方も多いかと思います。

マダニの感染症で有名なのが「バベシア症」。

マダニを介して、バベシア原虫がイヌに寄生することで貧血を引き起こす病気です。

ほかにもマダニは色々な感染症を媒介するため昔から予防は勧められてきましたが、近年「SFTF(重症熱性血小板症候群)」という病気の発生が認められ、マダニ予防の重要性はさらに高まってきました。

SFTFの怖いところは、ヒトとイヌで共通して発症する「人獣共通感染症」であることです。

また、マダニからイヌ・ネコへの感染だけでなく、感染したイヌ・ネコからヒトへの感染も認められており、非常に怖い病気となっています。

症状は発熱や消化器症状など多岐にわたり、特効薬がないため、治療は対症療法が中心となります。

 

マダニの予防はどうするの?

以前は、マダニの予防というとフィラリアの予防薬とは別に首~背中にかけて塗布するスポットタイプの薬が主流でした。

ただ、近年ではフィラリア予防薬の中でもオールインワンタイプの薬(ノミ・マダニ・フィラリア予防が行えるもの)が登場し、以前よりもより簡単にマダニ予防が行えるようになっています。

マダニ予防を検討されている方でどんな薬にするかお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください

 

我々、人も要注意

草が多く茂っている場所でのお散歩時には特に、私たちも予防をしておきましょう!

・肌の露出を少なくする

・サンダル等を避け、足を完全に覆う靴を履く

・虫よけスプレーなどを使う

ほかに、服にマダニが付いたことに気づきやすくするために、色の明るい服を着ておくと良いとも言われています。

さいごに

今回はマダニ予防についてお話ししました。

「マダニについてもっと詳しく知りたい!」という方は、是非下記のブログもご覧ください。

【ブログ】マダニに注意!犬猫だけでなく人を守るためにも予防を!

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