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2023.7.17
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若いときはキレイだった歯が歯石でボロボロに・・・

自分で歯磨きをすることがないワンちゃんネコちゃんは、歯にまつわるトラブルが非常に多いです。

歯肉炎や口臭といった口の中だけの問題だけではなく、なかには全身的な症状を引き起こしてしまうこともあります。

今回は、そんな歯のトラブルとその予防法について簡単ではありますが説明していこうと思います。

歯肉炎とは?

歯とその周囲の炎症を総称したものが「歯周病」ですが、その最初の段階にあたるものが「歯肉炎」です。

歯肉炎とは、歯石が形成され歯肉に炎症が起きている状態のことです。

初期の段階では明確な症状が認められないこともありますが、進行すると歯茎の腫れや出血を起こし、口臭の原因にもなります。

より症状が進行してくると歯が抜け落ちてしまうほか、とくに猫では口の痛みから食欲が低下してしまうなどの症状を引き起こすこともあります。

歯周病の原因となっている菌が血液を介して心臓や肝臓・腎臓といった全身の臓器にまわってしまい問題を引き起こす可能性もあり、実は怖い病気でもあります。

歯肉炎の予防はどうすればいいの?

では、ここからは歯肉炎・歯石の予防についてお話ししようと思います。

 

1.歯磨き

言わずと知れた、歯周病予防の代表選手です。やわらかい歯ブラシや味のついた歯磨きペーストを使ってあげると効果的です。

「歯磨きができるならもうやってます!」という声が聞こえてきそうですが、おっしゃる通り歯磨きをワンちゃんネコちゃんにするのは一筋縄ではいきません。

いきなり完璧にやろうとせず、まずはガーゼを巻き付けた指を口に入れることから始めてもよいですし、歯磨きペーストの味に慣れてもらうところからでも良いと思います。

慌てず、少しずつ慣れてもらいましょう。

 

2.病院での定期検診

厳密な意味での予防法とは異なるかもしれませんが、歯肉炎が重症化する前に気づくことができるという点では非常に有効です。

とくに「お家では口を触らせてくれないけど場所が変わると大人しく触らせてくれる」という事はよくあります。

お家では中々口の中をみる事ができない、という方は定期的な病院への受診を考えてみてもよいかと思います。

 

3.食事

食事も立派な歯肉炎の予防法です!

まずはドライフードとウェットフードの違いについて。

それぞれの利点があるので一概にどっちが良いとは言い切れないですが、一般的にはウェットフードの方が歯に汚れがつきやすいと言われており、歯のことだけ考えるならばドライフードの方が良いでしょう。

また、形状や成分に工夫をして歯石の予防効果を高めているドライフードもあります。

おやつに歯磨きガムを取り入れてもよいと思いますが、歯磨きガムをそのままあげるのではなく、しっかりと手にもって左右の歯で噛んでもらうようにするとより効果的です!

 

4.サプリメント

口内環境を改善して歯石を付きにくくし、口臭を減らしてくれるものがあります。

なかには歯肉炎自体に対して効果が期待できるものもあります。

「これだけで予防は完璧!」というわけではないですが、普段のケアに+αで考えると良いでしょう。

 

5.予防的な歯科処置

今まで色々な予防法を紹介してきましたが、そうはいっても一度ついてしまった歯石をとるには病院での歯科処置が一番有効であると思います。

動物の場合、全身麻酔が必要となってしまうため躊躇される飼い主様も多いですが、実施をためらっている間に歯肉炎・歯周病が進行してしまった、ということも少なくありません。

無麻酔の歯石除去について相談を受けることもよくあります。

あくまで個人的な見解ですが、歯周病がある程度進行している場合、無麻酔の歯石除去では十分な予防・治療効果は得られないと思います。

悩んだら、まずはかかりつけの動物病院に相談してみてください。

さいごに

今回は、歯肉炎とその予防法について簡単ではありましたがご説明させていただきました。

歯肉炎の予防はお家でのケアが非常に大切になります。

できれば、歯がキレイなうちから少しずつ始めていきましょう!

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