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滑るフローリング、どうしていますか?

2023.9.14
ブログ

千葉市、四街道市にお住まいのみなさま、いつもブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは。
今週のブログでは、室内飼育で悩ましいフローリングのペット対策について書いてみようと思います。

滑る床はペットに負担が

フローリングの床でワンちゃんが走ると、「シャカシャカ」と音を立てて足を滑らせているようなことが多いと思います。
これは床がツルツルしていて爪が立てにくいためです。
犬の爪には靴のスパイクのような役割があり、この爪を立てることで止まったりスピードを落としたりすることができます。
これができないと足や腰に負担がかかってしまい、関節疾患につながる可能性があります。

疾患例

小型犬に多いとされる「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」。
この病気は先天的な理由で発生することもあり、小型犬はこのパターンが多く認められます。
後天的な理由で発症するパターンとしては、高いところからの飛び降り・転倒などをはじめとする膝関節への負担が原因で、すべての犬種で(ネコちゃんでも)発症します。

この「膝関節への負担」となるものの一つとして、滑りやすい床があります。

ネコちゃんも発症することがあります。(飼い主さま提供お写真:クムちゃん)

膝蓋骨脱臼とは?

膝蓋骨とは、いわゆる「膝のお皿」と言われている骨です。
この骨が正常な位置からずれてしまうこと(脱臼)で膝関節に力が入らなくなり、歩き方に異常が生じます。
正常な位置に膝蓋骨があると、膝関節の動きを滑らかにまっすぐ曲げ伸ばしができるのですが、脱臼しているとそれができなくなります。
発症してしまうと外科手術をしない限りは一生付き合っていく病気になりますので、若いうちから膝関節に負担をかけないよう予防しておきましょう。

具体的には・・・

・太らせないようにする。
重たい体は膝に負担がかかりますので注意しましょう。
・爪を伸ばさない、肉球の間の毛は短くしておく。
足の裏の状態によって滑りやすくなりますので、お手入れはしっかり。
・床は滑りにくい状態にしておく。
ツルツルしている床(フローリングや大理石)は、関節に負担をかけてしまいます。

フロアコーティングでの対策

すでに多くの方がいろいろな工夫をされているかと思います。

・マットやカーペットを敷く
・滑りにくいワックスを塗る

それぞれ良し悪し・好みがありますよね。

もし、今の対策について

「おしっこや嘔吐物で汚れたときの処理やお手入れが大変」
「定期的に買い替え・塗り直しがあって手間」
「お部屋の印象や雰囲気を保ちたい」

といったお悩みがある方は、ペット用フロアコーティングもおすすめです。

併設のanimal lifeトリミングサロン/ショップのスペースには、実際に「ドッグライフコート」というフロアコーティングが施された床材で作ったスロープをご用意しています。
(傾斜19度くらいです)
実際にワンちゃんに歩いてもらうとその滑りにくさを体感していただけますので、ご興味のある方はぜひお試しくださいね。

30年保証・30年耐久で、油性マジックの汚れも落とせて、アルコール耐性もあるのでアルコール消毒も心配なしです。
コインでひっかいても傷つかない強度と、ワンちゃん・ネコちゃんの足腰に優しい柔軟性を兼ね備えたコーティングですので、ご高齢の方やお子さまがいらっしゃるご家庭でも活躍すると思います。

艶感を抑えてあり「コーティングしてある床」らしいツヤツヤ感がなく、自然な見た目が良いです。
店内にはお持ち帰りいただけるサンプル片もご用意しておりますので、ご興味のある方はスロープの体験と合わせてどうぞ!

傾斜がついているので、滑りにくさが体感できます。私は靴下をはいた足で体験してみました!

サンプル片は2色。一部がコーティング未加工になっていて、違いがわかりやすくなっています。

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