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犬・猫に与えてはいけないもの

2023.12.9
ブログ

千葉市、四街道市にお住いのみなさま、ブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは!

今回はワンちゃんネコちゃんに与えると中毒症状を起こしてしまう食べ物の一部をご紹介いたします。           誤って食べてしまわないように、人が間違って与えてしまわないように気を付けましょう。

人にとってはご馳走でも・・・。

ネギ類(ネギ、タマネギ、長ネギ、ニラ等)

ニンニクやらっきょうにも同様の成分が含まれています。



ネギ類には赤血球を破壊する成分が含まれており、急性の貧血を起こすことがあります。貧血に伴い、黄疸や赤っぽく濃い尿が認められることがあります。加熱したものを摂取しても中毒を起こす可能性があるので注意しましょう。

カカオ中毒(チョコレート、ココア)

カカオ成分が高いダークチョコレートは少量でも危険です。



チョコレートの中に含まれるテオブロミンが原因です。テオブロミンは心臓と中枢神経を刺激し、不整脈を起こしたり、けいれん、発作、嘔吐を起こし、重症例では死亡することがあります。小型犬ですとビターチョコレートなどカカオ含有率の高いチョコレートであれば、少量でも致死量となります。

ぶどう類(レーズン含む)

果肉だけでなく皮にも毒性があります。

原因物質は分かっていませんが、腎不全や下痢などを引き起こします。干しぶどうもNGです。

キシリトール

5kgのワンちゃんが1粒食べるだけでも危険です!

急激な低血糖を引き起こし、歩行困難やけいれん、肝障害を起こす危険性があります。

アボカド

アボカドの種は消化されず腸に詰まるので気を付けましょう。

果肉や皮に中毒性のある成分が含まれているため、嘔吐や下痢の症状を起こすことがあります。

鳥の骨

クリスマスの時期は特に気を付けてください。

鳥の骨は、割れた際に縦に裂けるため喉や内臓に刺さる恐れがあります。

ユリ科の植物

ユリやチューリップは全身凶器です!

ユリ科の植物を摂取することによって急性腎障害の中毒症状を起こします。ユリ科の植物に含まれる何の成分が毒性を示すのかはわかっていませんが、植物全体に毒性があり、花、葉、茎、球根、花粉、生けていた水などすべてが中毒を引き起こす可能性があります。おせち料理などに使われて人が食用にしているユリ根も中毒を起こすと言われています。

食べてしまったら病院へ!

今回はワンちゃんネコちゃんが接種すると中毒症状を起こしてしまう食べ物の一部を紹介いたしました。
間違って食べてしまった場合、始めは無症状でも時間が経つにつれて中毒症状が出てくる可能性があります。今は元気だからと様子を見ずに、すぐに動物病院にご相談ください。
病院に行く際は、食べてしまったものと同じものや袋などがあれば一緒に持っていきましょう。

人が美味しいと感じて食べているものでも、ワンちゃんネコちゃんにとっては有害になるものが沢山あります。欲しがるからといって不用意に自分たちが食べているものを与えないように気を付けましょう!                             また、ワンちゃんネコちゃんが勝手に食べてしまわないように、手の届く範囲に食べ物を置かないように注意してください。

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