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食事について ~動物看護師による選び方解説~

2024.1.12
ブログ

千葉市、四街道市にお住まいのみなさま、ブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは。
今回は健康に直接関係してくる食事についてお話ししようと思います。

看護師佐藤(当ブログ執筆者)が飼っている猫ズ。保護されたばかりの頃です!

「総合栄養食」をメインに

ペットショップやスーパーなどいろいろなお店で販売しているペットフードですが、「総合栄養食」「一般食」「副食」などに分けられており、主食として使用できるのは「総合栄養食」のみとなります。

ドライフードに表記されていることが多いですが、パウチや缶詰でも表記されているものがあります。

主食のフードを購入の際には「総合栄養食」と表記があることをよく確認することが必要になります。

総合栄養食をメインにしつつ「一般食」「副食」と表記のあるものや、その子が好きな美味しいものをトッピングであげるのは食事の時間を楽しいものにしてもらうために良いことです。手作り食の場合は栄養バランスを完全に整えることは難しいので、総合栄養食と一緒にあげるのが良いと考えられます。

また、犬は雑食、猫は肉食動物です。必要な栄養素もバランスも変わってくるので犬は犬用、猫は猫用のフードを選んであげるようにしましょう。

併設しているanimal lifeで販売している犬用ドライフードは全て総合栄養食。猫用など店頭にないものはお取り寄せ可能です!

トッピングやおやつとしておすすめのママクック「フリーズドライシリーズ」は猫ちゃん用もあります!

療法食について

一方、病院で治療中の子の飼い主様にお話しすることも多い「療法食」は、その疾患に適した栄養バランスに調整してあるため、健康な子が食べると必要な栄養素が多すぎたり少なすぎたりして体調を崩すこともあります。
病院でしか扱っていないメーカーも増えてきているので、獣医師の判断のもと相談しながら与えていくことが必要です。

たくさんの種類があります。写真左側が猫、右側は犬の療法食です。

療法食のなかには、病気の治療中だけでなく健康な状態の子に与えられるものもあります。

・ダイエット用
・腸内環境を良くするもの
・歯石が付くのを防ぐもの

このような療法食は病気を予防するための健康維持に役立ちます。気になっていることがあればご来院の際にお気軽にフードの相談もしてくださいね。

t/dはいつものフードを少し減らしてトッピングとして与えてもOK!

適切な給餌量とは

どんなに良い食事でも、与える量が適切でなければ健康に害を及ぼす可能性があります。
適切な給餌量はフードの種類や食べる子の体重によって決まりますので、与えているフードのパッケージを見ながら計算してみましょう。

計算方法はこちらのページ「犬・猫を飼い始めたら」後半部分で詳しく説明しています。

複数種類のフードを混ぜて与えているなど、計算に不安がある場合は、当院にご相談いただければ算出いたします。お気軽にお問い合わせください。

当院のフード関連サービス

当院ではフードをご購入いただいた方に向けて、様々なサービスを始めております。

・メーカーからご自宅に療法食を直送するサービス
・ヒルズの療法食を対象としたポイント制度

ご利用いただくサービスや商品によって、ご注文方法やお支払い方法など、内容が異なります。
また、上記サービスをご利用いただく際には、病院コードや初回手続きなどが必要になりますので、お気軽にご相談・お問い合わせくださいね。

さいごに

毎日の生活に欠かせない食事。ワンちゃん、ネコちゃんの中には一日の中で一番の楽しみである子も多いと思います。その子の体を作るものですから、安全で栄養バランスが整っていて美味しいものを選び、楽しい食事の時間を過ごせるよう色々チャレンジしてみてください。

もちろん中毒などには要注意!人間用に味付けした物にも気を付けましょう。

3歳になった猫ズ。毎日ケンカしてもくっついて寝るほど仲良しです。

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