千葉市・四街道市にお住いのみなさま、ブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは。
私自身も子猫を保護して一緒に暮らしておりますが、幼いワンちゃん・ネコちゃんをお迎えする際に飼い主さまにきちんと知っておいてほしいことをブログで取り上げてみます。
子犬や子猫を新しくお迎えした直後は、飼い主様にとっては本当に嬉しく心躍る日々ですね。ただし、この時期は病気に対する抵抗力が弱く、ストレスにも弱いことを忘れてはいけません。今回の記事では子犬や子猫の代表的な病気についてお伝えしたいと思います。
子犬期、子猫期によくみられる症状について
お迎え直後は、子犬や子猫が新しい環境に対するストレスを一番大きく感じている時期です。体の不調が出やすく、特に多いのは、吐いたり下痢をしたりするなど消化器系の症状です。可愛い子犬や子猫をお迎えした直後でたくさん遊んであげたい時期ですが、最初は構い過ぎず環境に慣れてもらうのが大切です。
また、吐いたり下痢をしたりする原因として、寄生虫疾患などの病気が隠れている可能性もあります。症状が続く場合は、動物病院で診察を受けましょう。
子犬期にかかりやすい病気
子犬期に多い病気は「ケンネルコフ(ケンネル=犬小屋、コフ=咳)」と呼ばれる病気です。名前の通り咳やくしゃみ、目やにや鼻水が出ます。乾いた短い咳をするのも特徴で、放置すると肺炎など命に関わる状態に進行する可能性があります。
「犬パルボウイルス感染症」も代表的な子犬の病気です。症状は激しい嘔吐と下痢で、下痢は血便を伴います。
また、「犬ジステンパーウイルス感染症」も子犬の命を奪う病気です。この病気も他の犬から感染する病気で、高熱を出して下痢や肺炎など全身の症状を伴い、神経症状が出ることもあります。
子猫期にかかりやすい病気
子猫にとって「猫風邪」は最もよくみられる病気のひとつで、くしゃみや鼻水などの呼吸器の症状が出ます。さらに、結膜炎など目にも症状が出ることが一般的で目やになどで目が開かなくなることもあります。
「猫汎白血球減少症」も非常に感染力の強い病気です。この病気は激しい腸炎を起こし、子猫の致死率が非常に高い病気です。
まとめ
いずれの病気も子犬や子猫の命を奪う可能性のある恐ろしい病気ですが、ワクチン接種で症状の緩和、発生の予防が可能です。子犬や子猫をお迎えしたら、動物病院で健康管理について相談してみると良いでしょう。
当院では、はじめて犬・猫を飼う方へのサポートに力を入れており、1年間の健康プログラムを組んで、飼い主様と大切なご家族をバックアップいたします。
新しく愛犬愛猫と暮らし始めたら、ぜひ当院にご相談ください。
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