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わが家に子猫がやって来た! 実録5~9週齢

2023.11.26
ブログ

千葉市、四街道市にお住まいのみなさま、ブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは。
今回のブログでは、9月にわが家で保護した子猫“牛乳ちゃん”のその後について、5週齢~9週齢くらいまでのことを振り返って書いてみます。

机でパソコンに向かっていると「遊んでくれ」と膝の上に飛び乗る、現在11週齢の牛乳ちゃん

5週齢~9週齢の子猫は・・・

このような変化のうち、今回は苦労した食事について書いてみます!

4週齢で初めてお皿から離乳食(ミルク+ペースト)を舐めるが、これ以降しばらくお皿拒否が続く・・・。

離乳について

離乳食の与え方や進め方に正解はありません。
子猫ちゃんの食べ物への関心度や好みによって、工夫する必要があると感じました。

とはいえ、経験から

ゴール=ドライタイプのフードのみで食べられる

と考えて段階的に進めるのが良いだろうと考えます。
というのも、離乳期の子猫ちゃんは一度にたくさんの量を食べられないので一日に必要な量を3~4回に分けて与えますが、ウェットタイプのフードは長時間食べ残しておくことができないので食べきれる量を与えてやる必要があります。
涼しくなってきた今の時期はともかく、これが夏となるととても気を遣わなくてはならないですね。

日中に不在にする時間が長いと空腹にさせてしまう時間が長くなってしまうので、ミルクはもちろんウェットフードに頼らずドライフードが食べられるようになると、飼い主さんとしては非常に楽だと思います。

離乳食の種類

いろいろなタイプの離乳食があるので、選ぶときは迷ってしまうと思います。
簡単にタイプ分けすると下記のようなものがあります。

・粉末タイプ
・ペースト・ムースタイプ
・ウェットタイプ
・ドライタイプ(通称“カリカリ”)

粉末タイプは、お湯や温めたミルクを加えて与えるので、成長に合わせて硬さを調節できます。

ペースト・ムースタイプは、まだ噛んで食べられない子猫ちゃんでも舐めるだけで食べられます。

ウェットタイプは、ペースト・ムースタイプより固形部分がしっかりしていて、舐めるだけでは食べられない状態になっています。比較的どの猫ちゃんにも好まれる香りのものが多く、どの子猫ちゃんにも受け入れてもらいやすいようです。食べることで水分摂取量も増やせる点も良いです。
一般的に、ほかのタイプのものより価格が高めかと思います。

ドライタイプのフードは、乳歯がある程度はえそろってきてもかみ砕けない場合があります。最初はお湯などでふやかして柔らかい状態にして与え、様子を見ながら少しずつ硬めにしていきましょう。

 

どのタイプもいろいろな商品がありますが、パッケージに「総合栄養食」と記載のあるものを選ぶのがおすすめです。
総合栄養食は必要な栄養素がすべてバランスよく含まれているものですので、主食として与えてあげましょう。

離乳食をすすめるときのポイント

あくまで私の経験上ですが、

1)選ぶ・購入する際は、まとめ買いはせず、少量ずつ購入して試す

2)段階的に、複数タイプを混ぜながら徐々に切り替えていく

3)焦らず気長に!

すると良いと思います。

牛乳ちゃんの場合、粉末タイプは単独で出すとまったく食べませんでした。
また、同じ時期に与える離乳食でも、メーカーによって硬さや風味が違うようで、よく食べるものとそうでないものがありました。
猫ちゃんによって好みがあり全く食べない場合があるので、食べさせたことがないものをまとめ買いするのはおすすめしません。
何種類か購入してよく食べるものを買い足すのが良いと思います。

それから、単独ではまったく食べなかった粉末タイプですが、ほかのタイプと組み合わせて初期から離乳完了まで数週間活用しました。
まぜるお湯の量で硬さ調節ができる利点を生かして、離乳初期はミルクに混ぜてドロドロにし少しずつ硬さを増していくのに使い、ムースタイプのものやウェットタイプのものを初めて与えるときにもお湯で溶かしたものを少量かけてやると、慣れた香りのせいか安心して食べてくれました。
粉末タイプは保存性が良いうえに比較的入手しやすい価格ということもあって、焦って使い切ろうとせず少量ずつ活用できたので、私にとっては良かったです。

牛乳ちゃんの場合は、3週齢から離乳食を始めて、卒乳は6週齢頃、離乳完了(ドライタイプをカリカリ状態で食べる)は9週齢でした。
一番苦労したのは、なかなかお皿から食べる(舐める)ようにならなかったこと。その後は下記のような段階を経てスムーズに進められました。

ミルク+粉末タイプ

ムース・ペーストタイプ+粉末タイプ+ミルク

ムース・ペーストタイプ+粉末タイプ

ウェットタイプ+粉末タイプ

ウェットタイプ+ドライタイプ(ふやかしたもの)+粉末タイプ

ドライタイプ+ウェットタイプ

というように、徐々に移行し、カリカリだけで食べさせたのは9週齢に入ってからでした。
今思えば7~8週齢でもカリカリOKだったかなと思います。初めてのカリカリでもまったく躊躇せずガツガツ食べていたので・・・。

思うように食べてくれないと心配になってしまうかもしれませんが、人間の赤ちゃんと違って子猫ちゃんの離乳食の期間は本当に短いです。
飼い主さんの不安や焦りが伝わってしまうと警戒されてしまうかもしれないので、気長にのんびりで大丈夫。お腹がすけば食べてくれます!

あと、離乳食の期間が短いと言えば・・・、買いすぎ注意!わが家はウェットタイプの離乳食が残ってしまいました。
「あっさりカリカリに移行できちゃったよ!」と喜びつつも拍子抜け。
ウェットタイプは前述のとおり水分摂取もできるので、ドライタイプと併用して上手に使い切ろうと思います。
どの猫ちゃんも好むのが当然と思える、おいしそうで贅沢な香りがします。

試行錯誤のペーストタイプ+粉末ミルク+ウェットタイプ。このころやっとお皿を受け入れてくれる。5週齢。

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