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時期に応じた子猫の育て方について|生後1週目から12週目までを解説

2023.12.22
ブログ

千葉市、四街道市にお住いのみなさま、ブログを楽しみにしてくださっているみなさま、こんにちは。

これまでも何度か当院スタッフが保護した子猫ちゃんについてブログを書きましたが、飼っている猫が出産した、生まれたばかりの野良猫を拾った場合などは、子猫を育てなければなりませんよね。この時期の子猫を育てるにはいくつかのポイントがあります。

今回は子猫の時期に応じた育て方についてわかりやすくお伝えします。

 

生後1週目のおうちでの過ごし方、時期に応じた育て方のポイント

この時期はまだ目や耳が開ききっておらず、体毛も完全に生え揃っていません。まだ目が見えないため1日のほとんどの時間を寝て過ごします
母猫から離して育てることは大変難しい時期のため、母猫がいる場合は任せるのが一番です。

また、飼い主様が育てる場合は、保温、授乳、排泄の3つのお世話が重要となります。
まず部屋の温度は30~32℃を保ち、子猫用のミルクを2~3時間おきに与えましょう。
そして、排泄の介助も必要です。ぬるま湯で濡らしたティッシュなどで肛門周囲を優しくトントンと刺激して排泄を促します。

生後1~2週目の子猫を育てる場合、まずは動物病院に相談して適切な育て方を教えてもらうとよいでしょう。

生後2週目のおうちでの過ごし方、時期に応じた育て方のポイント

生後2週目くらいに少しずつ目が開きはじめます。
室温は27℃くらいに少し下げ、基本的には1週目と同じようなお世話をしますが、ミルクの量は徐々に増やしていきます。ミルクから水分は摂取できているため、まだお水の準備は必要ありません。

まだこの時期は排泄の介助も必要です。排泄物の色などもよく観察して、異常があればすぐに動物病院に相談しましょう。

生後4週目のおうちでの過ごし方、時期に応じた育て方のポイント

子猫が自力で排泄できるようになるのは、生後5~6週目です。

また、奥歯以外の乳歯も生えはじめ、離乳をはじめる時期です。
まだドライフードを食べることはできないため、子猫用のフードを猫用ミルクやお湯でふやかしてスプーンなどで少しずつ口に運んであげてください。子猫が食べなくなるまでしっかりと食べさせて大丈夫です。お皿に用意した水を自力で飲めるようになるため、水の準備も忘れないようにしましょう。

この時期の子猫は周囲の状況もしっかりと見えるようになっていて、きょうだい猫がいればさかんにじゃれあって遊びます。猫がしっかり動けるような安全なスペースの確保が必要です。そろそろワクチンの計画を立てる必要もあります。

生後8週目のおうちでの過ごし方、時期に応じた育て方のポイント

この時期には子猫は全ての乳歯が生え揃い、完全に離乳していることが理想です。
離乳食ではなく、固い子猫用のフードを与えはじめましょう。フードは1度にたくさん与えるのではなく、1日5回くらいに分けて与えるとよいでしょう。

また、ワクチンは生後6~8週目に1回目、その後3~4週間隔で2~3回の接種が推奨されます

生後12週目のおうちでの過ごし方、時期に応じた育て方のポイント

乳歯が抜けて永久歯に生え替わりはじめるため、非常に歯茎がむず痒くなる時期です。家中の壁やサークル、飼い主様の手を噛もうとするため、誤食や怪我に注意してください。

生後12週目は子猫が最もやんちゃとなる時期とも言われています。爪とぎも積極的にするようになるため、爪研ぎグッズもそろえましょう。

飼い主さま提供お写真:抹茶ちゃん

まとめ

今回は生後間もない子猫の育て方についてお伝えしました。この時期の子猫を育てることは簡単なことではありません。
動物病院や経験のあるブリーダーさんなどとの連携も上手に行うとよいでしょう。
そして、1〜2週間くらい新しい環境に慣れさせてから、一度動物病院で健康診断を受けるようにしましょう。

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